1. C-ROWトップ
  2. ニュース&トピックス
  3. 過去のコラム
  4. インターンシップ受け入れました

コラム

C-ROW代表の坂本が、業務に関係なく思いのままにコラムとして綴ります。

2014年9月26日 コラム一覧に戻る

インターンシップ受け入れました

今年の上半期は、現場仕事が多かったのですが、そんななか以前の仕事でお世話になった先生からインターンシップ受け入れの依頼があり、これも何かの縁と思い、受け入れることにしました。
8月下旬~9月上旬の約3週間1名の大学生には現場を中心にいろいろ仕事をやっていただきました。とても優秀で、快活な学生さんが来てくださったことで、私自身も多くの刺激を受けることができました。と同時に、大学生に映る自分の仕事って何だろうということも感じたので、このコラムにインターンシップ体験記を書いてもらいました。ぜひご一読ください。
こんにちは。
インターンシップでお世話になった遠藤です。
坂本さんのもとで3週間ほどお仕事のお手伝いをさせていただきました。
主に行ったことは、江東区の小中学校のバリアフリー調査、木場ミドリアムで行われたイベントの運営、マンションコミュニティ形成のワークショップに参加させていただきました。その他都庁での打ち合わせの同行、資料づくりなど3週間の間にたくさんの経験をさせていただきました。手伝ったものは坂本さんの一部の仕事だけですが、多種多様な仕事内容から、いかにオールマイティにこなしているか分かります。
私は、大学で都市計画を学んでいます。よりよい都市にするために都市におけるハード面からソフト面まで様々なことを勉強しています。しかし学んでいくうちに、実際はそれらをつなげる仲介するものがなくてはよりよい都市は生まれないのではと考えました。コミュニティデザインは、ハードとソフトをつなげる仲介役であると感じていたため、坂本さんのところへインターンシップを決めました。
実際に坂本さんの仕事を手伝ってみると、広い範囲や狭い範囲といったどのコミュニティにおいても上と下とで連携が取りにくいということが分かりました。そして、それぞれがよい都市を作ろうとして行っているものが、連携が上手く取れないために活かしきれていないのはもったいないと感じました。このことから、連携がスムーズにいくように坂本さんといったファシリテーターが間に立ち、手を加えてマネジメントしていくことが重要だということが分かりました。将来的には仲介役がいなくても継続してできるようにしていくことがコミュニティデザインの役割であると感じました。
また、人への伝え方がいかに重要であるか分かりました。ワークショップの現場では予定どおりにいかないことが多く、分かりやすく伝えるにはどうするか試行錯誤し、臨機応変に対応していました。相手に伝えられなかったら意味がなく、相手へ何を伝えたいのか、何をしてほしいのかを考え、反映させていくことが大切であると思いました。
私はこのインターンシップを通して様々な人と関わりました。年齢も仕事も経験も様々で自分に今までなかった視点を増やすことができました。そして、都市計画において、広い範囲や狭い範囲(ハードやソフト)だけにのめり込まず、それらを含む全体像を常に頭に入れておくことが大切だと学びました。また、コミュニティデザインにおいてはそれらのバランスが重要であると感じます。今後も、インターンで学んだ貴重な経験を将来に活かせるよう、勉学に励んでいきたいです。
最後に、坂本さんを含む、インターンシップ中にお世話になった方々に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

コラム一覧に戻る

ファシリテーターとして多くの「まちづくり」「ワークショプ」に参画するプロフェッショナル「C-ROW」

copyright © C-ROW inc. all rights reserved.
ページTOPへ