最近リノベーションなどで、公園がステキになったり、用途が変わって新たな空気が入ってくるような事例を目にします。皆さんはどのように感じていらっしゃいますか？
公園のリノベーションと言えば、池袋駅東口にある南池袋公園が話題になっています。私は、池袋出身なので、この公園には幼少のみぎり、よく母に連れられて遊びに行ったものでした。
大変話題になっていたものの、写真を見る限りとても垢抜けていて、ちょっと私にはハードルが高く、しばらく足が遠のいていました。
先日たまたま予定があったので、思い切って訪れてみました。想像より小規模の公園でした。私がよく訪れていたのは、未就学児の頃ですから、スケール感が全くずれていたのかも知れませんが、よく雑誌やSNSで取り上げられている写真が広々と見せていたのかも知れません。
小さい規模ながらバーベキューやデッキがあって、大人の方でたくさん賑わっていました。大人が公園を楽しむという点でとても良い例なのでしょう。
木場公園は、私が約6年イベントやボランティア活動のお手伝いしていますが、正直っておしゃれじゃない。カフェもない。公園を出て、大きな通りの反対側にはあるけれど。決して垢抜けているわけではないですが、晴天時には多くの方が賑わっていますし、年齢層も小さい子からご高齢の方までさまざま。もちろんいろいろ改善する余地はあることは認めますが、いい意味でも悪い意味でもこびていない。
私にとっては、興味・関心のある人には暖かく迎えつつつも、無理強いはしたくない。公園のかかわり方もいろいろバリエーションがあって良いと思っています。
空間や場は、心地よさは必要だけれど、こびているとそれは透けて見えてしまう。いい加減に空間と時間を楽しむ。そんな空間づくりができればいいなと思う今日この頃です。
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